植物標本とは
ハーバリウムはオイルに浸されたイメージが強いものですが、先ほど言いました『植物標本』とは
植物標本室・標本が所蔵されている建物等を指す言葉です。
植物標本と言えば、押し葉の形式をとったのが一般的です。
採取した植物を紙などに挟んでプレスし、乾燥させたものを台紙に貼ります
押し花標本は長期保存ができ、比較的管理しやすいことから植物学、分類学の研究資料として利用
されてきました。
押し花標本の起源は16世紀のヨーロッパ本草学の分野だといわれています。
発見した植物を記録、伝達する手段として古くから用いられてきた方法だったのです。
参考「ハーバリウムでつくるおしゃれな雑貨とインテリア」
ハーバリウムのルーツ
瓶の中にドライフラワーをオイルに浸すものは20年以上前から
南フランスで作られていました。
ただこれはオイルランプとして使うようで、ハーバリウムみたいに
蓋をしめて鑑賞するだけではないみたいです。
このオイルランプをみた人がハーバリウムを考えついたのでしょう
ハーバリウムは日本だけではなくシンガポール・香港・台湾・韓国でも人気で、その中のどこかの国がハーバリウムの発祥だと思われます。